2020年2月例会 活動報告

今回の例会、顧問はカレー三昧中ということで不在、

そこで、素敵なゲスト講師をお招きして、技術向上セミナーと人形町界隈撮影会を開催しました。

講師の先生は、東京INFINITYが巌流島や、前回の写真展のトークショーなどでとってもお世話になっている、斎藤巧一郎先生です。小澤顧問の大学の先輩でもあります。

前日まで長崎で撮影などされていたとのこと、お忙しい中、お時間をおとりくださり、ありがとうございます。

先生のお人柄から、いらした時からいきなりとっても和やかムード、会員のワクワク感が高まります。

今回セミナーのテーマは先生にお任せしました。

ご用意いただいたスライドを見ながら、セミナースタートです。

斎藤先生といえば、

これですね、

スライドにおいしそうな竹輪の写真、そして、それを作る人、

竹輪愛を熱く語る先生、

なんと、ご結婚式の引き出物も700gの特大竹輪だったそうです。

竹輪には幼い頃からの思い出がある、ということで、

「被写体は記憶の中に」

写真を撮るのは、被写体をいいな、と思うから。今までの人生において何か思い出があるはず。

先生の素敵な作品、その撮影時の思いや思い出の数々をお話くださいました。

斎藤先生に作品に感じる温もりや厚みはこのような思いから撮られるからなのだ、ととっても納得。

「スタイル」

気に入った場所を見つけると、そこでドラマが起こるのを待つ、という撮影スタイルをよくされる、とのこと。ご自分の気配を極力消したいけど、わかってるよね(笑い)。

「写真のタイトル」

タイトルで世界観を作る。

タイトルが写真の見え方を左右する事がよくある。

「個展をやるといい」

あるテーマが完結したら個展をやろう、と思っていると、完結なんてなかなかしないから、個展ができない。

途中でもいいから、やってみる。すると、見に来てくださった方々から、元気や、これからの作品制作のヒントをもらったり。

ここで、昨年の先生の個展から、美味しそうな写真の数々がスクリーンに映し出されます。

美味しいものにはそれを作る人がいて、その人が魅力的だから、美味しいものができ、地元で愛されていく、そんなお話が写っている作品に会員一同うっとり、涎がたれます。

先生の九州のご自宅には大きな夏みかんの木があって、外国人のお客様も多く迎えられていて、シトラスハウスと呼ばれているそう。そのような環境を大切にされているライフスタイルから、他の地でも作り手と生み出されるものを深く理解、共感されて、魅力的な作品が生まれるのだ、とわかりました。

斎藤先生が撮られた作品の数々、愛しむ気持ちに裏打ちされた知識の深さ豊かさにぐいぐい引き込まれました。

食べたいもの、行きたいところがたくさんできました。

「好きな写真家」

好きな写真家とその作品の中に、自分の写真のスタイルのヒントがある。斎藤先生が大きな影響を受けた写真家はアンセル アダムスとのことです。

そして、写真展をたくさん見ることも大切。

ご自身の写真に対する思いがつまったお話、

こちらで紹介したのはそんな中の一部、

お話は日本中、世界中を駆け巡り・・

会員一人ひとりの心に深く残るものでした。

ありがとうございました。

そして、先生から本日の撮影会のテーマの発表!!

「私の記憶の中に」

さあ、皆さんそれぞれの記憶を探しにいざ。

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この後、先生にもご参加いただき、人形町界隈の撮影会に出発。

作戦会議?

どこに行こうかな?

なぜこんなにみんな嬉しそうなんでしょう?

だって人形町といえば、美味しい食べ物屋さんが沢山?

セミナーで先生のご馳走の写真を沢山拝見した後ですから、しょうがないです…、ね?

腹が減っては戦はできず、まずは、こちら。

少し冷えてきたので、甘酒で温まりましょうか?

と、良い作品のための入念な準備に余念がありません??

 

今日はとても良いお天気で、光が綺麗です。逆光のシルエットNo.1

Iさん。

No.2Nさん。

かっこいいですね。

お土産ゲットして嬉しそう?なTさんに遭遇。

え、それ皆にくれるんじゃないの?とNさん

もう、余裕ですね!

うーん、これどうだろう? と考え中のKさん。

被写体を求めて、Oさん、Nさん。

 

夕方になり風も出てきて、みんな冷え切って集合場所の明治座前に帰ってきました。

先生も、うー、さぶい。

今日はセミナーから撮影会、この後の懇親会までと長時間本当にありがとうございました。

会員の皆さんもお疲れ様でした。

懇親会のお酒で温まってください。風邪などひかれまんように。