2023年5月度例会 活動報告

2023年5月14日、京橋区民館で5月度例会が開催されました。

いよいよ今日は、来年開催予定の写真展のテーマの決定の日。
写真展運営委員の齋藤さんの表情にも緊張感がみなぎります。

 
緊張感が伝わったのか、本日の運営責任者渡辺さんも珍しくもこの表情。

 
2つに絞られたテーマに沿った作品を、各自3枚以上を持参。
2列のテーブルに並べ、まずはじっくり見ることから開始です。

 
どちらがおもしろい?どちらが撮りやすい?それぞれの意味合いは?写真展に来てくださるお客さんが見たときどう感じる?
それぞれのテーマを推すふた手に分かれて、あらゆる角度から活発に意見交換。

たくさんの作品の中から、よりテーマに合うものをピックアップして、さらに話し合います。

 
話し合ううちに、やっぱりこっちの方がいいかな?と印象が変わる人も。
そこで、再びどちらがいいのか決を取ってみました。

最終的には、手を挙げた人数が少ない方に決定!?
小澤先生から、テーマ決定の理由についてていねいな説明がありました。

 
これも、数だけでなく、いろいろな要素を吟味した結果です。
難しいテーマだけれど、みんながんばりましょう!

次は、先月開催された人形町界隈での撮影会のフォトコンテストの投票です。
1人3点、1位から3位まで選び投票します。

うーん、迷うなあ。

 
こちらもいいんだけど。

 
どれに投票したのか気になりますね。

 
投票の集計を行っている間に、役員や会員から写真展のお知らせを。

◯鹿野貴司先生出展の写真展PENTAX K-3 Mark III Monochrome企画展「モノクローム」
◯キヤノンフォトクラブ東京第1写真展「四季光彩 2023」

 
◯会員(三谷さん、井関さん)出展の写真展 湘南フォトセッション「海で会いたい2023」

小澤先生からもご案内。
◯国立競技場で行われる東京INFINITY駅伝部参加のお知らせと応援募集について
◯小西正敏さん写真展「新しい季節」

さて、投票結果の発表の前に、誰の作品なのかを伏せた上での講評を行います。
講評を行うのは、小澤先生と鹿野先生。

鹿野先生は、北の大地でスノーシューをしたり、鹿の角を拾ったりしていた小澤先生の代わりに先月の例会でご指導くださいましたが、今月もお越しいただきました。
そればかりでなく、会員に混ざってフォトコンテストにも作品を提出くださるというありがたさ。

まず、両先生による講評をそれぞれ1分半ほど行なったあと、作者が名乗りを上げて30秒の反省&言い訳タイム。

 
両先生の講評は、ときに真逆の意見だったりして、掛け合いのように盛り上がっていきます。


 
鹿野先生の作品の順番も回ってきて、会員につられて言い訳タイム?

 
みんなどんどん前方に押し寄せて、どんどん講評会はヒートアップしていくのでした。

さて、投票結果の発表です。

見事1位に輝いたのは齋藤さん。

2位は小野さん。

3位は菊池さん。

4位は野村さん。

5位は中障子さん。

6位に鹿野先生が入りました。

というわけで、7位だった岩田さんが6位に繰り上がりです。

1位の齋藤さんには鹿野先生から特別にご自身のプレミア写真集が進呈されました。

最後に両先生から総評がありました。

鹿野先生「偶然性を大切にした方がよい。可能性を排除しないで撮れちゃったというのもあり。絵と違って自分の力だけで完璧にしないこと」

小澤先生「やはりセレクトだと思う。フォトコンで1枚だけ出すときは、選ぶ時にどれだけ選べているか練習できている人が選ばれる。」

鹿野先生、1位の齋藤さんを中心に恒例の集合写真。

鹿野先生、小澤先生、ありがとうございました!

撮影:山下
文章:松原