こんにちは、INFINITYの顧問をしている写真家の小澤太一です。今回のブログは僕が書いております。
さて、みなさんは東京都檜原(ひのはら)村をご存知でしょうか?多摩西部に位置し、島嶼部を除いた東京都唯一の村です。2023年9月、INFINITYの撮影会がこの檜原村で開催されました。まずは檜原村までのアクセスですが、最寄り駅はあきる野市にある武蔵五日市駅になります。
JR五日市線の終点ですね。ここからさらにバスに乗り換えて20分ほど揺られると、ようやく檜原村に到着します。ちなみに僕はこの日、朝6時40分に家を出ました。お昼の12時からの撮影会なのに……。じつは事前に『先生、撮影会のお題、決めておいてくださいね!』と言われていたのですが、そんなの撮影地がどういう場所なのかわからないとお題なんて決められないなぁ……ということで朝早くに行ってロケハンをすることに。
朝9時、目の前に広がる檜原村の風景は、東京都とは思えない大自然そのものでした。
そんな中、会員さんが集まる12時までの間に、せっせとロケハンする顧問……。そしてお昼12時、会員さんが檜原村役場前に集合。お題はINFINITY撮影会としては初の『二枚組』での作品制作と発表されました。どんな被写体を撮ろうか、どんなテーマにするか……などは自由です。予想外のお題が出てきた中で、いよいよ撮影会が始まりました。
檜原村には南秋川という、とてもきれいな川が流れています。サンダルを履いて、水面ギリギリ、バリアングル液晶モニターを使いながらの撮影……って、どんな世界が写るのでしょう?
檜原村最大の観光名所は払沢(ほっさわ)の滝。東京都で唯一『日本の滝100選』にも選ばれている滝です。
高度差60m、全4段からなる滝に向かって、何をどう撮りますか?
この水は近隣に住んでいる人の生活用水にもなっていて、とてもきれいです。
ところで傑作写真を撮影するためには、準備が大事なのは言うまでもありません。会員さんがどんな機材を持ってきているのか、チラッと覗いてみましょう。
滝や川がある場所が撮影地なら三脚を持っていこうかな、というのは多くの人が考えることですよね。
三脚だけでなく、フィルターを持ってきている人も多かったです。
NDなのかPLなのか、はたまた他の変わったフィルターなのか?そんな様子を撮影しようとすると、『見られてしまった……』というような、気まずそうな顔をする人が多いのはなぜなんでしょう?
やる気の二台体制!ひょっとしたら、ただの筋トレなのかもしれませんが。
マウントアダプターを使って、なにやら聞いたこともないような変わったレンズをつけている人も!
それにしてもこれはどんな写りをするんでしょうねぇ〜。
濡れた岩場は滑りやすいですので、ご注意くださいね。
靴が濡れたくらいで済んでよかったです……あやうくカメラが水没する寸前でしたから。
遊歩道を歩いていると、ベンチに座ってこの体制のままピクリとも動かない人がいました。
人間はなにかに追い詰められると、動きさえ止まってしまう……ということを知りました。
撮影タイムも後半になってくると、『糖分補給』という名の現実逃避をする人も多く見られました。
ここにも……。他にもたくさんの人が『糖分補給』をしていました。
僕の状況を撮影しているカメラには、会員さんが撮影中のカットよりも糖分補給中のカットの方が多かったくらいです。
そんなわけで4時間の撮影は終了です。無事に二枚組の写真は撮れたのでしょうか?来月の例会でどんな組写真を見せてもらえるか……楽しみです。
撮影に行く直前と、終わった直後に撮った集合写真です。
難しいことは明日以降に考えるとして、とりあえず檜原村で飲みますか!!