2024年3月度例会 活動報告

3月17日(日)、本日のINFINITYの活動は年に2回ある撮影会です。晴天の横浜・港の見える丘公園に集合して、まずは集合写真です。

さて、本日のブログ担当は、このクラブの顧問である小澤太一が書かせてもらいます。というのは、会員のみなさんは撮影会の日は撮影のみに集中していて、ブログ用の写真や記事のことなんてまるで考える余裕がないからです。来月開催されるフォトコンテストのために、一心不乱に傑作写真を撮るべく集中しまくっているのです。その様子を顧問のぼくがこっそり撮影してブログにまとめましょう……という美しい師弟愛です。そんなわけで今回の撮影会のテーマは『明暗』です。

しかも撮影モードはM(マニュアル)縛り、というおまけ付き。シャッターも絞りも感度も全部自分で設定することで、よりそれぞれの数値を決めるこだわりが強く出そうという試みです。普段AVモードなどに慣れていると、Mモードで露出を合わせるだけでも手間がかかるなぁ……という言い訳はどこからもまるで聞こえてきません。じつに頼もしい会員のみなさんです。

カメラはやっぱり二刀流ですね。腕が4本あるわけじゃないので同時には撮れないけれど、常に2台ぶらさげているだけで、なぜか見た目的にはやる気バッチリに見えるから不思議です。

今回は山手の洋館を中心に、その一帯を撮影会の場所としています。当然室内撮影が多くなり、どんな被写体をどんな光で撮ると、テーマである『明暗』が写るのでしょうか?

室内だって望遠レンズですよ。やっぱり白いレンズをつけているだけで、『おぉ!!!』と意気込みが伝わってきます。

天気が良いからか、室内にもたくさんの光が注いでいます。被写体を見つけるところまでは多くの人ができるのですが、それをどう料理してまとめるのか……それが言うなればセンスということです。

カーテンに当たる光を撮る人も、また室内に置かれたパンフレットをじっくり見る人も、どちらもINFINITYの会員さんです。きっとパンフレットからなにかのヒントを探しているところだと思います、きっと。

美しい花でどう『明暗』を表現するのか?腕が試されます。

室内だけでなく、外にもきっと、傑作写真へのヒントがあるはずです。

前半戦2時間を終えて、撮影地を移動します。光が斜めになってきて、参加者のやる気もさらに出てきました。それにしても露出って大事ですね。

後半戦もスタート。フォトコンで出す作品はたった1枚で、前半の撮影が2時間もあったのに、後半もみなさんやる気満々なのは、けっして前半で1枚も撮れていないから……ではありません。より良い傑作を撮るために、さらにがんばっているはずなのです。

INFINITYの代表ゆうこりんも、見事な中腰で被写体を探しています。撮影のポジション取りは、傑作写真の最初の一歩ですからね。

シルエットにするだけで、それっぽく見えます。実際にどんな写真が撮れているのかはまるでわからないのですが……。

洋館の中で売っているお菓子を手に!?これもきっと傑作写真のため、なはずです。

もちろん洋館の中での撮影も、さらに盛り上がってきました。窓から差し込む夕方の光がとても美しいです。

光の色温度もどのように表現するのか??

傑作が撮れて、思わず天を仰いでいるところです。疲れ果てて放心状態ではありません。

この日の洋館界隈は、座り込んでじっとモニターを見ている人がとても多かったです。

撮影会の終了時間に近づいてくると、さらに座っている人の列がどんどん伸びて……

後半2時間も終了。『さて、飲みに行くか〜!!!』

ということで4時間の長時間マニュアル縛り『明暗』撮影会の様子を、顧問の主観を多少交えながらにお送りしました。来月のフォトコンテストのために、たった1枚をどう選び、画像調整し、プリントに仕上げてくるか?天候の条件、場所のバリエーションは文句ない最高の1日でした。こりゃ傑作ばかりかもしれません。顧問としてはとても楽しみです、ニヤニヤ。来月のフォトコンテスト、みなさんお休みしないでくださいね〜!!

優しい顧問・小澤太一より。